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お口の機能と歯並びの関係性

診療内容|お口の機能と歯並びの関係性について

お口の機能と歯並びの関係性

お口の機能と歯並びの関係性

■お口の機能と歯並びの関係性

 

お口の機能と歯並びには、密接な関係があるのをご存知でしょうか?歯並びが乱れていると、見た目が悪くなることだけに意識が行きがちですが、実際はそれ以外にもさまざまな変化をお口の機能にもたらします。今回はそんなお口の機能と歯並びの関係性についてわかりやすく解説します。

 

▼食べ物をそしゃくする機能

 

歯の最も重要な機能は「そしゃく」です。食べ物を噛み切り、すり潰すことで、嚥下(えんげ)および消化しやすい形態に変えることができます。ただし、歯が必要な本数、存在しているだけでは、効率良く食べ物をそしゃくすることはできません。そこで重要となるのが歯並び・かみ合わせです。歯並びが乱れていると、かみ合わせも自ずと悪くなります。上下の歯列が正しい位置でかみ合っていない場合、そしゃく能率が大きく低下することになります。

 

▼言葉を発音する機能

 

歯並びは、発音機能にも深く関連しています。例えば、歯列が狭く、乱ぐい歯となっているような歯並びでは、舌の運動が制限されて、発音が悪くなります。すきっ歯においては、息漏れが生じて独特な発音、しゃべり方になります。

 

▼呼吸機能

 

歯並びとの関連で意外に見落とされがちなのが「呼吸機能」です。私たちは本来、鼻で呼吸する生き物ですが、歯並びが悪いと口呼吸が習慣化することもあります。具体的には、出っ歯や開咬(かいこう)といった歯並びの乱れがあると、唇が上手く閉まらず、口呼吸が誘発されます。

 

▼食べ物を飲み込む機能

 

食べ物や飲み物を飲み込む「嚥下機能(えんげきのう)」も歯並びと関連があります。これは発音機能との関連に近いものがありますが、歯並びの乱れによって舌の動きが制限されると、嚥下しにくくなることがあるのです。

 

▼まとめ

 

このように、歯並びはさまざまなお口の機能との関連が深いため、異常が認められる場合は一度、矯正医に診てもらうことをお勧めします。当院までご相談いただければ、矯正治療が必要かどうかも含め、精密に検査いたします。

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